2023年小林みこころ会総会のご報告
2023年5月27日(土)午後1時より小林みこころ会総会を開催いたしました。




中村会長はコロナ禍で大変なことも多かった2年間をふり返り、シスターはじめいろいろな方々への
感謝とともに今後のご協力への願いを込めて開会の挨拶としました。
校長のSr.棚瀬は学校の様子として、100年変わらず大切な伝統が受け継がれる中で
新しい時代に育っていく生徒の姿をお伝えしたく、ホームページやインスタグラムを活用し、
新しいパンフレットを作成したとお話しになりました。
卒業後は理系の分野に進む生徒が増え、昨年は現役で7名が医学部医学科に進学したということです。
JASH会長ラウリア佳子様は、小林聖心の小中高で99周年から100 周年にかけての目標とし、
AMASCでも2022年10月発足の新体制がモットーとして掲げる「Courage and Confidence」という
聖マグダレナ・ソフィアの言葉にふれ、姉妹校同窓会の中で昨年総会を開催したのは小林みこころ会だけでしたが、
勇気と実行力のあることだったとお話しくださいました。



学院の長島事務長からは、寄付の状況や中高生徒用お手洗いの改修工事について報告がありました。
また、校舎周辺の傾斜地が近隣の住宅地に崩落するのを防ぐための工事が公共事業として
急ぎ実施されるとのことです。
その後、各部の活動報告がありました。
4月30日のHomecoming Day は、100年に1度の学院と在校生による企画に、
小林みこころ会が協力する形で開催されました。
卒業生と在校生のパネルディスカッション、バザー、プチ同窓会など大盛況でした。
今後はクリスマスバザーやクリスマスミサの再開にむけて、会員の皆さまに一層のご協力をお願いいたします。
山口東京支部長(59回生)の心温まる活動報告に続き、
100周年記念プロジェクト委員会桜井会長(45回生)による活動報告がありました。
12月22日にルナホールで予定していた式典は取りやめとなり、12月9日に宝塚ホテルで大同窓会を開催する予定。
最大の目的はSr.棚瀬にご寄付の贈呈をすることですが、10年にわたって皆さまから
多大なご協力をいただきましたことにお礼申し上げたいとのことでした。
100周年記念宝塚貸切実行委員の伊庭副会長(54回生)からは、8月の宝塚歌劇貸切公演について
ご家族、友人知人、学年の皆さまへのお声がけのお願いがありました。
2022年度決算報告、監査報告、2023年度予算案審議が滞りなく行われ承認された後、
辰巳淳子次期会長(55 回生)はじめ2023年度新役員の紹介がありました。


休憩をはさみ、三ッ矢直生(みつやなお)さんによるトーク&ミニコンサートが催されました。
今回の総会主催学年と同じ54回生ですが、宝塚音楽学校に主席で入学し人気を博してこられました。
退団を経て東京藝術大学で声楽を学び、ヴォーカリスト・音楽講師として活躍されています。
小4から中2まで小林聖心で過ごされた少女時代のお話の数かず、歌えば幸せという熱い思いが伝わる歌声に
心から魅了されるひとときでした。
著書の販売も行われ、売り上げはご寄付いただきました。
久しぶりに校歌の合唱で締めくくることが叶いました総会に、皆さま満足いただいた様子で何よりでした。



この総会をもちまして、役員も2021~2022年度の任期を終えることができました。
2年間、たくさんの方々に支えられて活動を終えることができました。ありがとうございました。



