2016年度 東京支部同窓会

  
東京支部では10月29日、聖心女子大学 学生食堂(B食堂)にて
「2016年度小林みこころ会東京支部同窓会」を開催いたしました。
毎年、東京の修道院にいらっしゃる小林ゆかりのシスター方をお招きし、
関東地区在住の同窓生との懇親を目的とする会ですが、今年はご高齢のシスター方にも
いらしていただきやすいよう、6年半ぶりに大学施設をお借りしての開催となりました。
           (左上:JASH 中山会長)

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懐かしい母校、小林聖心の名のもとに、12名のシスター方
(Sr.高島、嶋本、濱田、秋山、平尾、里見、堀口、田中、青木、井上、長野、山下)、
ご来賓のJASH中山会長、小林みこころ会津田会長、井村・神戸両副会長、
そして同窓生は22回生(86歳)から大学1年生の88回生までの総勢122名が集いました。
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ご自身も26回生のシスター堀口のお祈りで開会し、ちょうどインドネシアから一時帰国されて
急きょご参加くださったSr.井上(32回生)、 Sr.山下(33回生)、JASH中山会長よりご挨拶いただいた後、
お弁当を召し上がりながらの歓談タイム。
食後は、同窓会スペシャル企画2本立てで、
第1弾は53回生で現在、一般財団法人「人間塾」代表理事・塾長の仲野好重さんによる講演。
小学6年生の1月に突如志望校を変更し、小林聖心受験を決意した時から、
聖心女子大学を経て米国での心理学博士号取得、現在の人間塾での
若者への「人間教育」というライフワークに至るまでの人生、
その転機には数々の聖心のご縁があったことなどを、大笑いさせられるエピソードをまじえつつ話されました。
小林では色々厳しく叱られたが、そこには生徒への愛があった、
自分も学生の指導に当たる前には必ず祈ってから教室に向かうようにしている、
私は人の心に灯をつけるたいまつの火の様な存在でありたい、というお話は、
自分たちの受けた聖心の教育に思いをはせ、その大切さにあらためて気づかされるものでした。
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続いてSr.長野、津田会長にご挨拶をいただいた後は、
スペシャル企画の第2弾、津田会長の学年、47回生が今年5月の総会の懇親会のために製作された
「小林ふしぎ発見」を第1章の開学の時代とマザー・マイヤー、シスター竹井の章を抜粋して上映。 
上級生の方には懐かしく、若い方はご存じない時代の小林の歴史を伝えてくれる映像に皆さん見入っておられました。
上映の合間にはシスター方に小林ご在職時代のお気に入り・思い出の場所につきひとことずつお話しいただきました。
懐かしい小林の風景を思い出し、生徒の時代に戻った気持ちのまま、校歌斉唱。 
今年はあらためて校歌の歌詞を味わうべく、小林本部の総会に倣って5番まで全曲歌いました。
「小林ふしぎ発見」の上映に合わせて、47回生のDVD製作実行委員の方々も関西から参加くださり、
DVDで紹介された歴史ある本館校舎の維持費のためのご寄附を呼びかけられました。 
寄付2口以上で、この日一部しか上映できなかったDVDの全編が見られるということもあり、
多くの方々がご寄附くださいました。
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盛りだくさんの内容となったため、例年より1時間長い同窓会でしたが、
最上級生から大学生の方まで「楽しかった」、「来てよかった」との感想をいただき、
これまでの先輩方が同窓会にこめられた「お世話になったシスター方との親睦、
そして同窓生の縦と横の絆を深めたい」という思いを無事に継ぐことができたかと思います。 
この場を借りて、ご参加、ご協力くださいました皆様に心よりお礼申し上げます。
なお、東京支部同窓会には関東在住以外の方にもご参加いただけます。
来年度の開催(54回生担当)につきましては、日程が決まりましたら当HP、小林みこころ会報などでお知らせいたします。
(関東在住の方には東京支部学年幹事の方から連絡網でお知らせします。) 
東京支部連絡先:
o.m.tokyosibu★gmail.com(メールを送られる際はコピー&ペーストしてから★を小文字@に変更してください)
(東京支部 津久井 53回生)
    

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