2016年度 国際交流
今年の国際交流は、紅葉が少し色づき始めたロザリオヒルで、10/24の午後、
フランスのマルムテェ校からの留学生8名と先生1名、
3月から来ているコロンビアからの留学生1名をお迎えして行われました。

今回は、浴衣体験と日舞体験をしていただきました。
1:00に和室のあるマイヤーホールに10名をお迎えして
ズラリと並んだ浴衣から、好みの浴衣を選んで貰いました。
やっぱり若い女の子!浴衣を選ぶのが、とても楽しそうでした。

着付けを担当した役員達は、着付ける事に慣れていなくて一苦労でしたが、
助け合ってなんとか着て貰えました。
早速、一人ずつ写真を撮り、集合写真も撮りましたが、
最後は全員で後ろ向きになり、ズラリと並んだ帯姿を撮っていました。



さて、次は、日舞体験です。
講師は、小林みこころ会48回生田中美喜子さん
(日本舞踊林流の師範-林啓華)にお願いしました。
※林流
歌舞伎俳優・初代中村鴈治郎(現 坂田藤十郎の父)
の長男である林又一郎(前名、林長三郎)が創始した
日本舞踊の流派。
現在は、孫にあたる、俳優 林 与一が家元を継承し
林啓二が分家として門弟の指導にあたっている
舞扇を使って、さくらさくら を指導して頂き、実際に舞って貰いました。
後ろで役員達も舞っていましたが、若い留学生の方が頭が柔軟だからか直ぐに振りが入り、
日本人の役員の方がガタガタでした。
その後は、歩き方・お辞儀の仕方・正座からの立ち方を習った後
先生の舞(京都の四季を表現した春)を鑑賞して、日舞体験は終わりました。

その後は、心ばかりの茶話会を催し、交流を深めました。
週2回、日本語の授業を取っている事から、真剣に日本を理解しようとしている事も解りました。
更に、漫画に興味を持っている生徒が居たり
先生が先日国立劇場で舞われた舞台姿の写真を見て興味を持ち
質問しに行く生徒達もいました。

茶話会では、抹茶を味わって貰いたかったのですが、時間も少なく飲み慣れてない飲み物でもあるので
砂糖入りのグリーンティ・抹茶ラテ・紅茶・水を用意し
お菓子も、抹茶を使われたクッキーやチョコが苦手な生徒の為に、普通のお菓子も用意しました。
そして、以前見たテレビ番組で好評だった金平糖も用意しました。
金平糖は、やはり、好評でした。
皆さん、美味しそうに召し上がっていましたが、やはり最後に「水を飲みたい」という生徒も何人かいました。
2時間という時間は、あっという間に過ぎて、お開きとなり、舞で使用した舞扇をお土産に帰って行きました。
秋晴れの中、爽やかな秋風の様な2時間でした。


