2019年 小林みこころ会 総会

 
2019年5月25日(土)いつもより少し暑い中、
アッシジの聖フランシスコの~平和を求める祈り~から小林みこころ会総会が始まりました。
濵田会長は会員各位への感謝を込め開会のあいさつと昨年一年間の行事報告を行いました。

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小林聖心女子学院校長 Sr.棚瀬からは、今年3月に学院本館から移転した修道院の歩みを、
自らまとめられた「ありがとう小林聖心修道院」という映像資料を公開していただきました。
95年にわたる修道院の歩みが静かな音楽とともに記録画像とテキストのみのシンプルな構成であったことが
より緊張感を高め、同窓生それぞれの心の中に様々な想いがめぐらされたようでした。
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つづいて、JASH会長 村上直子様からお祝いの言葉をいただくとともに、
JASHの活動や私たち聖心ファミリーが世界中の聖心でいつでも迎え入れられることなど
ユーモアを交えた説明で盛り上げてくださいました。
また、学院から三好事務長による本館修繕と寄付金の状況説明がありました。
その後、小林みこころ会各部と特別委員会そして会計に関する報告がされました。
今年度から会計報告は報告書をプロジェクターで投影し、ポイントになる部分を中心に
丁寧に説明がなされわかりやすくなったと好評でした。 
2019年は新旧役員の交代年度でもあり、51回生の新会長立岡様の挨拶と各役員が紹介され、
最後に校歌を斉唱し総会を無事に終了することができました。
加えて、今年は特別企画として100周年プロジェクトの皆さんが、旧修道院で使用していた食器や調度品を
お庭で展示し、希望者にお譲りする機会を設けました。
多くの方が立ち寄られほとんどのものが同窓生に志と引き換えに引き取られました。
それらは聖心修道院に寄付の形でお渡しすることになります。
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午後の懇親会は50回生が企画を担当し、Sr.奥井の「創立者のこころ」という演題でお話いただきました。
現在を変革の時期ととらえ、聖心の現状の問題点と今後の課題について私たち卒業生の立場から、
どのように行動していくべきか考える機会となりました。
会の終わりに「うるわしの白百合」を皆で歌い和やかな雰囲気の中懇親会を終了しました。
お開きの後は、アーカイブ室へのオプショナルツアーが行われました。
今年もSr.景山が準備してくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。
そして皆さまにはトピックです。
今年度中に修道院の一部を活用してアーカイブ室が拡張されます・・・
皆さん学院にくる楽しみが一つ増えますよ!