2018年度追悼ミサご報告

みこころ坂の木々のトンネルを抜けると、校門の近くのもみじが色鮮やかに訪問者を迎える季節になりました。
やわらかな陽射しに包まれた午後に本年の追悼ミサが行われました。

コーラ・ヴェロニカの心に染み入る優しい歌声からミサが始まり、
51名の逝去者のお名前が静かに読み上げられました。

箕面カトリック教会の矢野神父様のお話は追悼ミサにふさわしく、「死」についてでした。
私たちは近しいものが亡くなると嘆き悲しみますが、信仰によってその人々の死を受け止めることが
できるのではないでしょうか。

お焼香はご遺族をはじめ、たくさんの方があげました。
亡くなった大切な恩師、かけがえのない友人達に私たちの祈りが届きますように。

ミサ終了後は大会議室で茶話会を開き、お茶とお煎餅をご用意しました。
あちらこちらのテーブルでお話が弾み、ご遺族と同窓生の心温まるひと時となったようでした。

今年も希望者にはアーカイブへご案内し、お立ち寄り頂きました。
今は亡き友達と過ごした聖心を懐かしく思い出して頂けたようでした。
お客様は帰られるとき、一人一人が私たち役員に丁寧にお礼のお言葉を掛けて下さいました。
私たちは恐縮するとともに、皆様にとって良いごミサであったと感じました。
最後になりましたが、シスターをはじめ、学院の数々のご協力のもと
追悼ミサを今年も行うことができましたことに深く感謝申し上げます。
亡くなられたシスター、教職員、同窓生の安らかな眠りをお祈りいたします。


